切削工具用語 JIS B 0170
JIS規格/切削工具用語 JIS B 0170/について。
適用範囲、分類[切削工具の部分の名称及び刃部の要素、基準方式、刃部の角、切削作用、刃部の損傷、切削工具の種類(刃部の材料及び表面処理による分類、構造による分類、取付方法による分類、機能又は用途による分類)]用語及び定義など。
切削工具用語(JIS B 0170) では、主に金属を切削するための工具として一般的に用いられる切削工具に共通の基本的な用語とその定義について規定されています。
JIS規格における、切削工具用語(JIS B 0170) の正式名称は以下です(英文含む)。
JIS B 0170:1993 切削工具用語(基本)
Cutting tools−Vocabulary−Common terms
切削工具に関する切削工具用語の分類、用語及び定義など、詳しくはこちらからご確認ください。
切削工具
以下、切削工具用語(JIS B 0170) の概要です。(JIS規格本文より引用)
1.適用範囲この規格は、主として金属切削用として一般に用いられる切削工具に共通の基本的な用語及びその定義について規定する。
なお、参考のために、記号、量記号、単位及び対応英語を示す。2.分類
切削工具用語(基本)の分類は、次による。
1)切削工具の部分の名称及び刃部の要素
2)基準方式
3)刃部の角
4)切削作用
5)刃部の損傷
6)切削工具の種類
a)刃部の材料及び表面処理による分類
b)構造による分類
c)切削運動による分類
d)取付方法による分類
e)機能又は用途による分類3.用語及び定義
切削工具用語の用語及びその定義は、次による。
備考1.
用語の一部に括弧を付けてあるものは、括弧の中の用字を省略してもよい。
備考2.
用語の定義の中に、太字で示された用語は、この規格に収録されているものである。
備考3.
図は一例を示すものであって、形状及び大きさを表すものではない。なお、図中の括弧内の数字は、用語の番号を示す。1)切削工具の部分の名称及び刃部の要素
2)基準方式
3)刃部の角
4)切削作用
5)刃部の損傷
6)切削工具の種類
a)刃部の材料及び表面処理による分類
b)構造による分類
c)切削運動による分類
d)取付方法による分類
e)機能又は用途による分類(以上、分類のみ列挙。詳細は割愛)
詳細 ⇒ 切削用具関連規格
・JIS B 0107 バイト用語
・JIS B 0171 ドリル用語
・JIS B 0172 フライス用語
・JIS B 0173 リーマ用語
・JIS B 0174 歯切工具用語
・JIS B 0175 ブローチ用語
・JIS B 0176 ねじ加工工具用語
・ISO 3002-1 Basic quantities in cutting and grinding - Part1: Geometry of the active part of cutting tools - General terms, reference systems, tool and working angles, chip breakers
・ISO 3002-2 Basic quantities in cutting and grinding - Part2: Geometry of the active part of cutting tools - General conversion formulae to relate tool and working angles
・ISO 3002-3 Basic quantities in cutting and grinding - Part3: Geometric and kinematic quantities incutting
・ISO 3002-4 Basic quantities in cutting and grinding - Part4: Forces, energy, power