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チェーザ-ねじ加工工具 JIS B 0176-3



JIS規格/チェーザ-ねじ加工工具 JIS B 0176-3/について。

適用範囲、分類[チェーザの種類(刃部材料及び表面処理による分類、構造による分類、機能又は用途による分類、製造方法による分類、用途による分類、ネジの種類による分類、溝の形態による分類)、チェーザの要素、チェーザの角、チェーザの精度、チェーザ刃部の損傷、チェーザ一般]、チェーザの名称の呼び方、用語及び定義など。

チェーザ-ねじ加工工具(JIS B 0176-3) では、主に金属加工用として一般に用いられるチェーザ(ネジを切る多山の刃物の総称。)に関する用語とその定義について規定されています。

JIS規格における、チェーザ-ねじ加工工具(JIS B 0176-3) の正式名称は以下です(英文含む)。

JIS B 0176-3:2002 ねじ加工工具用語−第3部:チェーザ
Threading tools-Vocabulary Part 3 : Chaser

以下、チェーザ-ねじ加工工具(JIS B 0176-3)の目次です。

目次

1.適用範囲
2.分類
3.チェーザの名称と呼び方
4.用語及び定義
索引

チェーザ(ネジ加工工具)に関する用語の詳細、定義など、詳しくはこちらからご確認ください。
タップ・ダイス・リーマ-タップ,ダイス,下穴,加工,リーマ,転造,ねじ加工工具の種類など

以下、チェーザ-ねじ加工工具(JIS B 0176-3) の概要です。(JIS規格本文より引用)

1.適用範囲

この規格は、主として金属加工用として一般に用いるチェーザ(1)に関する用語及びその定義について規定する。

注(1)
ネジを切る多山の刃物の総称。

2.分類

チェーザ(ネジ加工工具)の用語の分類は、次による。

a)チェーザの種類
1)刃部材料及び表面処理による分類
2)構造による分類
3)機能又は用途による分類
3.1)製造方法による分類
3.2)用途による分類
3.3)ネジの種類による分類
3.4)溝の形態による分類
b)チェーザの要素
c)チェーザの角
d)チェーザの精度
e)チェーザの刃部の損傷
f)チェーザ一般

3.チェーザの名称の呼び方

チェーザの種類を表す名称は、チェーザの種類の番号準 2.a) 1)〜2.a) 3) 3.4) に該当する用語を組み合わせて呼ぶ。ただし、製造方法については、これを省略し、ネジの種類による分類を刃部材料及び表面処理の分類の後に呼ぶ。また、ネジの種類は呼びに換えてもよい(表1 参照)

表1 チェーザの名称の呼び方の例 (表は割愛)

4.用語及び定義

チェーザの用語及びその定義は、次による。
なお、参考のために量記号、単位及び対応英語を示す。

備考1.
用語の一部に括弧を付けてあるものは、括弧の中の用字を省略してもよい。
備考2.
用語欄で用語の下の括弧付きの仮名書きは、読み方を示す。
備考3.
用語の定義の中の太字で示す用語は、この規格で規定しているものである。
備考4.
図は一例を示すものであって、形状及び大きさを表すものではない。
なお、図中の括弧内の数字は、この規格の用語の番号を示す。

a)チェーザの種類
1)刃部材料及び表面処理による分類
2)構造による分類
3)機能又は用途による分類
3.1)製造方法による分類
3.2)用途による分類
3.3)ネジの種類による分類
3.4)溝の形態による分類
b)チェーザの要素
c)チェーザの角
d)チェーザの精度
e)チェーザの刃部の損傷
f)チェーザ一般

(以上、分類のみ列挙。詳細は割愛)
詳細 ⇒ タップ・ダイス・リーマ-タップ,ダイス,下穴,加工,リーマ,転造,ねじ加工工具の種類など

関連規格

・JIS B 0101 ねじ用語
・JIS B 0170 切削工具用語(基本)
・JIS B 0176-1 ねじ加工工具用語−第1部:タップ
・JIS B 0176-2 ねじ加工工具用語−第2部:ねじ切りダイス
・JIS B 0202 管用平行ねじ
・JIS B 0203 管用テーパねじ
・JIS B 0205-1 一般用メートルねじ-第1部:基準山形
・JIS B 0205-4 一般用メートルねじ-第4部:基準寸法
・JIS B 0206 ユニファイ並目ねじ
・JIS B 0208 ユニファイ細目ねじ
・JIS B 0216 メートル台形ねじ
・JIS B 0225 自転車ねじ

附属書(参考) JIS と対応する国際規格との対比表